« 版画研究会のレポート・その3 | トップページ | 09年11月の個展 »

2010.01.27

版画研究会のレポート・その4

1月22日に行われた
第126回版画研究会のレポートを続けます。

続いて、「シルクアクアチント」という技法の説明です。

「アクアチント」というのは、
腐食液を使って版を作る銅版画技法の1つで、
パウダー状にした松ヤニをふりかけておくことで、
ぼかしやにじみなど、微妙な濃淡が表現でき、
水彩画のような淡い色が出せる技法です。

「シルクアクアチント」は、松ヤニではなくシルクを使います。

100122_hangak7
右にあるのが版です。

100122_hangak8 100122_hangak10_2
左の黒い板のようなものが、
版を作る前の状態です。

板にはシルクの布が貼ってあり、
そこに、右の画像のようなモデリングペースト(Acrylic Modeling Paste)で
絵を描きます。

ペーストが固まれば、上のような版が完成。
そこに色を乗せ、さらに、そこから
また色をぬぐったりする「マイナスの作業」をしながら
絵を仕上げていきます。

色をつけた版の上に紙を乗せ、プレス機にかければ
写真のような作品に!

これは版がありますが、あえて同じものは創らず、
一枚ずつ違う色で刷っているそうです。

100122_hangak5
右の2作品は同じ版からできたものですが
全く雰囲気が違います。

このような感じで、
小春さんが技法について説明した後は、
参加した人たちが作品や版の近くに行って
じっくりと観察したり、質問したりしていました。

これで、版画研究会のレポートは終わりです。

版画研究会に興味を持った方は、ぜひ
こちらのページで詳細をご確認ください!

|

« 版画研究会のレポート・その3 | トップページ | 09年11月の個展 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 版画研究会のレポート・その3 | トップページ | 09年11月の個展 »